• mitonomachinaka

第11回水戸まちなかデザイン会議を開催しました





 第11回水戸まちなかデザイン会議は試行・実証実験「水戸まちなかリビング作戦」を終えて調査結果速報と感想を共有しました。

 当日はオンライン併用で開催し、会場に34名、オンラインで13名と、全体で47名の方にご参加いただきました!今回も会場・オンラインともに初めての参加者がみられました!

 


《調査・検証結果速報》


※今回報告した結果は一部の調査の速報値になります


1.水戸まちなかリビング作戦に関するアンケート

 試行・実証実験「水戸まちなかリビング作戦」に関するアンケートを実施し、113件の回答が集まりました。

 5月に実施したアンケートと比較してまちなか外から来た人の回答割合が高く、まちなかへの交通手段の自家用車の割合が低いことがみられました。

 実験を通して、歩いた際に大通りに滞在できる空間がないと感じることや、期間中に通行・利用・滞在した人数は少ないがROOFTOP PARKの快適度が高かった結果が得られました。

 実験についてリーフレットや家族・知人からの認知が多かったほかに、たまたま立ち寄った方もみられ、実験をきっかけに取り組みを知った人は30%みられました。

 実験を通して未来ビジョン素案に掲げるまちなかのイメージを60%の人は持つことができ、実現した場合に将来的にはまちなか暮らしを望む声がみられました。


 


2.会場別レポート


 8つの会場ごとにアンケートを実施し、46件の回答が集まりました。各会場からまんべんなく回答を集められ、各会場を整備したことでどの会場も利用者の高い満足度と実験期間後も利用を継続する声がみられました。


 


3.会場利用者へのヒアリング


 水戸まちなかリビング作戦実行委員の皆さんにご協力していただいき、会場利用者へのヒアリング調査を75件実施できました。

 幅広い属性へヒアリング調査を実施し、実験が始まってからまちなかを利用する機会が増えるなど生活に変化が生まれた人がいたほか、まちなかでやってみたいこと・まちなかにあったらいいなと思うものでは広場に関する回答が多くみられました。また未来ビジョン素案で掲げる「歩いて暮らせるまちなか」について、賛成意見が多く、モビリティの整備や衛生面が気になるなどの意見もみられました。

 調査を実施してくれた水戸まちなかリビング作戦実行委員の皆さん、お疲れ様でした!


 


4.M-SPO屋台アンケート


 LIVING PARKに設置した屋台にて「水戸のまちなかどう使う?」というテーマで利用者に短冊を書いてもらい、47件の意見が屋台に掲示されました!

 遊びに、仕事に、リビングのように使うなどの様々な意見が集まり、その中でもまちなかが「なんだか楽しそうで一日過ごせる場所」という意見が多くみられました。


 


5.商店主インタビュー


 実験終了後に、南町2・3丁目大通り、裏通りの計33店舗にインタビューを実施しました。

 人通りや来客数が増えたと答えた店舗もあり、店舗へのプラスの変化がみられました。そのほか、お掃除ワークショップで整備したWORK LOUNGE(西洋倶楽部)やDOG LIVINGでもプラスの変化があったことや、分からないためお客さんに周知できなかったといったマイナスの意見もみられました。


 


6.歩行者量調査


 実験前7月と実験期間中10月の日曜日と月曜日に歩行者通行量調査を実施しました。実験期間中10月の実施は緊急事態宣言明けといった要因もあった中で、平日については大きな変化はなかったものの、日曜日は増加の変化がみられました。


 

7.まちなかの居心地の良さを測る指標(案)に基づく調査


 国土交通省によって作成された「居心地が良く歩きたくなるまちなか」を形成するための指標を把握する調査を実験前7月と実験期間終了後11月に実施しました。

 実験前に比べて滞在できる場所が増え、良いなと思える環境への変化がみられました。


 

8.ストリートサイン変更の効果分析(暫定・速報)


 南町2・3丁目裏通りの白線の移設、黄色のストリートサインの施工による自動車・歩行者の通行変化を分析し、またアンケートによる意識変化を調査した結果を暫定・速報版として共有しました。

 自動車の場合では、白線の移設だけでは減速の変化はなく、黄色のストリートサインを施工することで減速がみられました。また時速25kmを超える早い速度の車が減少したことや黄色ラインにより注意意識は上がったことがみられました。

 歩行者の場合では、白線の移設により車道の中を歩く人が増え、広々と歩くようになった変化がみられました。またアンケートより、白線の移設で歩きやすくなったと感じる人は多いことがみられました。




 今後、解析中の調査項目も含めて実験の検証を進めていきます。


 


<Project Z 活動報告>



 水戸読売会館オーナーの畑山さんより、まちなかのゴミの状況を調べるProject Zの活動について報告していただきました。

 実験開始以前から終了後までの期間に6回ゴミ拾いを行った結果、たばこの吸い殻が多く、空き缶やボトル類は捨てられていると目立ちましたが数は多くない状況でした。

 たばこの吸い殻が目立つ中で、禁煙を推奨するのではなく、大事なのは喫煙者(=まちなかに来てくれる人)を優しく受け入れ、ゴミを持ち帰る民度を醸成することが課題とあげました。


 

《水戸まちなかリビング作戦の振り返り》




 まちなかチャレンジを実施してみて、運営メンバーとして活動してみて、まちなかリビングを使ってみて、以下のような感想が共有されました。


  • 企画の主催者側になるのは初めてで主催者側からまちをみると、歩いている人は多く、まちなかのポテンシャルは高いと感じた

  • テーブルやイスを置くといった日常的な仕掛けがあるだけで、使う人がいることが分かった

  • ちょっとした空間をみんな求めていることを感じた

  • 企画の広報をしなくても、歩いている人、特に子どもは反応してくれると感じた

  • 学生がまちなかに来る機会をつくれた

  • まちなかに行けば誰かに会える、そんな場所だと感じた

  • 目的もなく歩いていることは「リビング」そのものだと感じた



 また課題として

  • まちなかチャレンジを実施する上でサポート体制を明確にした方が進めやすい

  • ターゲットを曖昧に感じた

  • 郊外に住む人がまちなかに出向きたくなる場があれば、まちなかへ行くきっかけになる


 試行・実証実験「水戸まちなかリビング作戦」を通して、様々な視点からまちなかを見て使ってみたことで、今まで気付かなかったことや多くの発見がありました。

 共有された感想は今後、得られた実験結果とともに未来ビジョン素案へフィードバックしていきます。

 

今回のデザイン会議全体の様子は、水戸まちなかチャンネル(YouTubeチャンネル)をご覧ください。


次回は水戸まちなかシンポジウムを開催


次回は2022年2月に第2回水戸まちなかシンポジウムを開催する予定です。

試行・実証実験の効果の検証、未来ビジョン素案へのフィードバックについて共有する予定です。

詳細が決まり次第、お知らせします。ぜひご参加ください。

随時参加者を募集しています♪

水戸まちなかデザイン会議は、随時参加者を募集中です! 未来ビジョン素案に共感していただけた方はぜひご参加ください!





閲覧数:198回0件のコメント